【祝・初来日】ドリームポップ、エレクトロだけでは語れないザ・ジャパニーズ・ハウス


みなさんこんにちは!
最近やたらとバナナチップスやらバナナジュースやら、とにかくバナナを摂取してしまいます。(ただのマイブーム。)
フィリピン土産の輪切りじゃないバナナチップスが美味しいらしいので、このマイブームが終わる前に食べたい。

それはさておき、そんな何事も過ぎ去るのが早い世の中で、今注目すべきあのアーティストが初来日するというビックニュースが発表されていたんですが、気付かずにスルーしている人はいないでしょうか?

そう、なんと英ロンドンのシンガー・ソングライター、アンバー・ベインこと
ザ・ジャパニーズ・ハウスが来月初来日するのです!!

ザ・ジャパニーズ・ハウスこと、イギリス出身の女性シンガーソングライター、アンバー・ベイン。The 1975やウルフ・アリス、ペール・ウェーヴス、以前DCでも紹介したNo Romeも所属するUKの気鋭レーベル<Dirty Hit>所属で、2015年から現在までに4枚のEPを次々とリリースしています。そして今年3月に『グッド・アット・フォーリング』で待望のアルバム・デビューを果たしました。

気になるアーティスト名の由来は、幼少期に家族で訪れたデボンで宿泊していた「ザ・ジャパニーズ・ハウス」というコテージの名前から。(彼女はそこで一週間“ダニー”という男の子になりきって過ごしていたらしく、隣の家の女の子にラブレターを貰ってしまったんだとか。結局、性別をカミングアウトしたところ泣かれてしまう…というほろ苦い想い出があります。)

ゆったりとしたメロディーに現代らしいドリーミー&エレクトロな音を乗せた、心地よい浮遊感がある音楽。そして何よりも、中性的で甘すぎない声が絶妙にクールで、これまでに多くの人を虜にしてきたシンガー・ソングライターです!
今年3月にリリースした1stアルバム『グッド・アット・フォーリング』が大ヒット中の彼女ですが、更にそれを引っさげて日本に来てくれるとのこと。
う、嬉しい!!!!

ということで本日は、1stアルバム『グッド・アット・フォーリング』を軸に、ザ・ジャパニーズ・ハウスの魅力をドドンとお届けしたいと思います。
※ライブの詳細も最後に載せています。要チェック!

↑米カリフォルニア州のデス・バレー国立公園で撮影された真っ白で広大な風景のジャケットが目印。
(真っ白なのは雪ではなく塩なんだって)

彼女は、自身の音楽を(こうと決めつけることは難しいとしながらも)“憂うつな歌詞と希望のコード進行の混在”と表現しています。そして、そんな歌詞やメロディーのテーマになっているのは、人間関係と愛!それは恋人や父親との関係だったり、自身のアルコール依存についてだったり…身の回りで起きたことに対する感情をもとに彼女は楽曲を作っているそうです。

初期のEPからアレンジして収録された「I Saw Your Dream」

これは友人の死後、非常に落ち込んだ精神的に困難な時期に書いた曲。

それ以外に本作で注目したいのは、同じDirty Hitの元レーベルメイトであり、約4年間交際していた元恋人マリカ・ハックマンとの関係について歌っている曲。
これまでにもそういう曲はいくつか書かれているんですが、実は2人が別れたのはこの『グッド・アット・フォーリング』の制作中の出来事(!)でして、本作には恋人と別れる直前のリアルな感情が込められているんです。
それが最も強く表れているのがこの「Lilo」。

穏やかな気持ちになるやさしい曲調ですが、これは2人の関係が終わりに近づいていることを意識したアンバーが、マリカのことを水に浮かぶライロ (海水浴などで使うマット)に例えて歌ったほろ苦〜い曲。

マリカは当時私が必要としていたもののすべてであり、人生に対する彼女のアプローチと組み合わさった彼女のすべての動きは、プールの向こうに浮かぶリロのイメージのように穏やかに思えた…

アンバーがこう話すように、どれだけマリカの存在が大きいものだったのか計り知れませんが、彼女達はこの曲が完成した後に別れることになります。
MVの女性はアンバーとマリカ本人なんですが、この撮影を行ったときはすでに2人は別れていました…
後ろで燃えている車は、2人が出会って恋に落ち、そして徐々にすれ違い心が離れていく様子を炎で表しています。

この「Lilo」以外にも、マリカについて歌った曲があります!
「Everybody Hates Me」は、アンバーが酒をたらふく飲み、ひどい二日酔いになった日の朝を後悔して書かれた曲なんですが、その中で寝ているマリカに語りかけている歌詞があります。(”二日酔い”であんなにかっこいい曲が出来るのか…)
そしてその後「Marika Is Sleeping」という曲に続きます。これは実際にマリカが病気で寝ていたときに書かれたもので、「あなたの気持ちは変わったの?」と問いかけています。

これらを含め、すべての収録曲は交際中(もしくはそれ以前)に書かれたもの。だから、意図して失恋ソングを作ったわけではないそうですが、結果的に別れがテーマなのでは?とも思える流れになっています。そのときのリアルな感情を歌っているからこそですね。
きっとこの失恋も乗り越えたら、それを音楽に昇華してくれるはず!

「Maybe You’re the Reason」

ただやはり、大きな存在を失ったダメージは相当なものだったようで、アンバーは落ち込んでしまいます。
そんなときに友人と遊んでいたゲーム、『Thomas Was Alone』(横移動とジャンプのみの基本動作で穴に落ちずゴールを目指すというシンプルなゲーム)の中でナレーターが言う「トーマスは非常に落ちることに優れていた。」という言葉が彼女の胸に刺さり、本作のタイトルの由来となりました。

彼女は”落ちる”ことには多くの意味があると言います。たとえば恋に落ちること、恋から離れること、はたまた顔面から落ちること、失敗すること、自分を失いコントロールできなくなること、何かを壊すこと…
そういった落ちた状態は誰もが経験するもので、アンバー自身も失恋の悲しみから自分が今人生でどこにいるのか分からない状態になっていたと言います。
しかし、このタイトルにはそういった落ちた=悲しい状態を楽観的に表しており、アルバムの感覚をカプセル化してくれているんだとか。

そして、アンバーはその悲しみを癒すべく、少し変わった方法をとります。
それは…

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Shall not will not stop posting photos of him

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ジャーマン・シェパードの子犬を迎え入れること!
カルバンと名付けられたこのわんちゃんは度々インスタグラムに登場します。
彼の写真をUPすることはやめられないだろう、と言うぐらいメロメロのアンバー。
いつかカルバンの曲も書いてくれそう。

そして、

彼女のキラーチューンはコレだ!と私は思っている!
声にエフェクトをかけて何層にも重ねているので、それがまた独特の雰囲気を作っています。

主なテーマは人間関係と愛ですが、音楽的には楽曲ごとにそれぞれ異なるスタイルやムードがあり、聴く人を飽きさせません。

過去にはThe 1975のツアーに帯同するなど大きな経験を積んでいますが、その頃よりもはるかに表現者として、ステージに立つアーティストとして自信を持っていると語る彼女。今年1月~2月にかけてヨーロッパをまわり、現在はアメリカツアー中。その後アジアツアーで日本に来てくれます。
初のアルバムをリリースして間もなく数々のライブをこなしている彼女は、プライベートでも大きな試練を乗り越え、いままさにアーティストとして成長を遂げている最中です!だから目が離せない!この初来日を見逃す訳にはいかない!

本日リリースのアコースティックにリアレンジされたライヴ・セッションEP『The LA Sessions』を先日公開された最新セッション映像と共にチェック!☝

※EP『The LA Sessions』絶賛配信中!
https://smarturl.it/xj2ljx

このライブを見ずに後悔する人がひとりでも少なくなるよう祈るばかりです。南無🙏

■公演情報
ザ・ジャパニーズ・ハウス/The Japanese House
2019年9月3日(火) 東京LIQUIDROOM
OPEN 18:00 / START 19:00
オールスタンディング \6,000 (税込・別途1Drink代)
※未就学児場入場不可
企画・制作・招聘: Live Nation Japan
協力:Hostess Entertainment
お問い合わせ:Live Nation Japan info@livenation.co.jp

2019 年9月4日(水) 大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
オールスタンディング \6,000 (税込・別途1Drink代)
※未就学児入場不可
企画・制作・招聘: Live Nation Japan
協力:Hostess Entertainment
お問い合わせ先: 梅田クラブクアトロ 06-6311-8111
公演リンク: http://bit.ly/TJHJP19

TICKET
⼀般発売: 5/11(土) 10:00〜チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットにて発売

■アルバム情報
アーティスト名:The Japanese House(ザ・ジャパニーズ・ハウス)
タイトル: Good at Falling (グッド・アット・フォーリング)
発売日:絶賛発売中!
レーベル:Dirty Hit / Hostess
価格:輸入盤オープンプライス

<トラックリスト>
1. went to meet her (intro)
2. Maybe You’re the Reason
3. We Talk all the Time
4. Wild
5. You Seemed so Happy
6. Follow My Girl
7. somethingfartoogoodtofeel
8. Lilo
9. Everybody Hates Me
10. Marika Is Sleeping
11. Worms
12. f a r a w a y
13. i saw you in a dream

※アルバム『グッド・アット・フォーリング』絶賛配信中!
リンク:http://smarturl.it/7ql8kg

※新EP『The LA Sessions』絶賛配信中!
https://smarturl.it/xj2ljx

■バイオグラフィー
ザ・ジャパニーズ・ハウスことイギリス出身の女性シンガーソングライター、アンバー・べイン。The 1975やウルフ・アリス、ペール・ウェーヴス等が所属するUK気鋭レーベル<Dirty Hit>と契約し、2015年にEP「Pools To Bathe In」を発表。その後も「Clean」 (2015)、「Swim Against The Tide」 (2016)「Saw You In A Dream」(2017)と次々とEPを発表。活躍が期待されるアーティストを選出するBBCの名物企画にノミネートされ一気に注目を集めた。2019年3月、待望のデビュー・アルバム『グッド・アット・フォーリング』をリリース。2019年9月には初来日ツアーが決定している。