梅雨曇りしっとり聴くぞCVN~インタヴューを添えて~


皆さんこんにちは!

もう7月ですよ~!もう既に半年が経ってしまい時間の経過がとても早く感じます。しかし!僕は『ストレンジャー・シングス』の新シーズンが配信されたとのことでとてもワクワクしております!

話は大きく変わりますが、7月とはいえ、まだまだ梅雨が明けません。そんな時、梅雨を楽しむために欠かせないのが、ダンサンブルなテクノも良いですがじっくり聴きこむエレクトロニックミュージックです!

今回、ご紹介するのは元Jesse RuinsメンバーであるNobuyuki Sakumaのソロ・プロジェクトであるCVNとニュー・アルバムの『I.C.』!!

はじめにどんなアーティストなの?

以前活動していたJesse Ruins名義では、マック・デマルコやDIIVなどが所属していた米ブルックリンのレーベル<Captured Tracks>とアジア人初の契約を果たし、その後もCorneliusのリイシューなども手掛ける<Lefse Records>など海外レーベルを主に作品を発表してきました。2015年からはソロ・プロジェクトCVNをスタートさせ、<Orange Milk>、<Where To Now?>、<angoisse>など世界各地のレーベルから作品を続々発表しているトラックメイカーです!

去年3月に<Hostess / MAGNIPH>から発表した編集盤『X in the Car』以来となるニュー・アルバム『I.C.』を発表するのですが、オリジナルアルバムとしては2017年にバルセロナのレーベル<angoisse>から発表した『XXXII』以来2年ぶりのリリースで<Orange Milk>からのリリースは2016年『Matters』に続き2作目となります!

 

今作について

今作『I.C.』では、現在日本のヒップホップ界で注目を浴びるTohjiのイベント「Platina Ade」への出演や、田我流の最新アルバムの『Ride On Time』での楽曲でのコラボなど、ヒップホップシーンからの注目も大きいNTsKi、またアジアのエレクトロニックシーンからも注目されるCemeteryLe Makeup、サッドレイヴシンセシストLSTNGT、台湾を経由したヴァイオレンステクノROTTENLAVAと、5曲で親交のある日本人アーティストとコラボレーションを行い完成させたとのこと。

そんなCVNことNobuyuki Sakuma氏にインタヴューを行いました!是非アルバム『I.C.』を聴きながらどうぞ。
★各サービスにて『I.C.』配信中!
http://smarturl.it/glij03

_まず初めに元々Jesse Ruins名義で活動されていましたが、そこからCVNというソロ・プロジェクトを始めた経緯について教えてください。

2016年以前は、名前によってスタイルの違うアウトプットをしていました。Jesse Ruins、Cold Nameなどと同じように、CVNを始めた経緯も自分にとって新しいスタイルの音楽を作りたいという気持ちで始めました。

_先日、リリースされたニューアルバム『I.C.』は、どのようなイメージ、コンセプトの上、制作されていったのでしょうか?

自分が楽しめる前提で、中途半端な音楽を目指しました。

_今作はオリジナルアルバムとしては2年ぶりのリリースですが、昨年リリースした編集盤『X in the Car』でまとめられている過去の楽曲と比較して、今作で異なっていると思うところはどんなところでしたか?

『X in the Car』は編集盤(通称グレイテスト・ヒッツ)なので、制作している時期がバラバラの曲が収録されてますが、『I.C.』は制作している時期が近い曲が揃っているので、その時期の自分がこだわっていた音がよくわかります。アルバム全体に同じような音を執拗に使ってたりして、なんでこの音にこだわってたんだろうと、聴いてると可笑しくなってくるというか。

_今作には日本人アーティストとコラボレーションした楽曲が多く収録されていますが、そのコラボレーションによって得られた事は有りますか?

そもそも使ってるソフト、音色、楽器、全部違うので、単純にそれらを扱うのが楽しいです。僕はリミックスとか作るとオリジナルの色を完全に殺したりするときもあるのですが、コラボはお互いのバランスを考えて作りました。結構それも新鮮で良い刺激になりました。自分で言うのもあれですが、全部ちょうどいい塩梅だと思います。

_今回コラボレーションするにあたって、楽曲の制作プロセスはどのように進められていったのでしょうか?

CEMETERYとの曲は、曲のメインで使ってるフレーズを彼が提供してくれました。Le Makeupからはギターのトラックをいくつかもらって、それを中心に構築しました。LSTNGTとの曲は後半部分のシンセを彼が弾いてます。Rottenlavaの曲は『Mother C』という彼の作品に収録されてる同名の曲を本人に許可を取ってサンプリングしました。NTsKiちゃんとの曲は元々インストだった曲にボーカルを入れてもらった感じです。

_アルバムの1曲目でNTsKiを客演に迎えたのにはどのような経緯があったのでしょうか。

いつ知り合ったかは忘れましたが、「Fig」がリリースされた頃ぐらいから、そのうちお願いしたいなと思い始めて。やはり声を使う人と曲を作るのは特別な気がします。もっとこういうコラボを増やしたいと思うようになりました。NTsKiちゃんともまた機会があれば別の曲も作りたいです。

_今作のプレスリリースには、“自身の中にあるその時のムードと実験を反映させた”とあります。どの様な状況のムードと実験を行い、作品に反映させたのでしょうか?

最近特に“これ”は“こういうもの”って断定しにくい曲を作りたいなと思うようになってます。なんとも言えない曲を作る実験。(笑)

_昨年6月からは音楽ウェブマガジン<AVYSS>を設立しています。<AVYSS>設立後、自身の音楽活動や音楽に対する向き合い方に何か変化はありましたか。

AVYSS以前と比べると明らかに出会う人が多くなったと思います。これまでだと知り合わなさそうなシーンの人とも交流出来て楽しいです。でも音楽に対する向き合い方は特に変わってないと思います。

_アルバムリリース後にUSツアーを行うとの事ですが、日本でもツアーもしくはライブを行う予定はありますか?

US/CANツアーから帰ってきました。2週間、毎日別の都市でライブしてたのですが、日本でもこんな規模のツアーはやった事ないですし、めちゃくちゃハードでしたが、それまでオンライン上の知り合いだったアーティストにたくさん会えましたし、すごく価値ある経験をできたと思います。しばらく眠り続けたいのですが、ありがたい事にいくつかライブの予定があります。7/6に幡ヶ谷Forestlimit、7/7に岡崎ひかりのラウンジ、7/26心斎橋CONPASSでライブがあります。

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■公演情報
東京公演2019/7/6(土)
Isn’t it?
FORESTLIMIT
OPEN:18:30
ENTRANCE: 1500JPY+1D

LIVE: CVN /Rottenlava /Napalm[K]
DJ: hir 0)))/ X.I.R.A DJ /SOYBEANS

愛知公演2019/7/7(日)
挿入都市 ~the insert city~
ひかりのラウンジ
Open 17:30 Door:2500yen (1drink付)

LIVE: CVN/E.O.U/食品まつりa.k.a foodman /fri珍/woopheadclrms
DJ: Umenos (GLYPH/ from US)/ yusuke uchida (LOVE)

大阪公演2019/7/26(金)
「世紀末 其の三十二」
心斎橋CONPASS
OP 18:00 / ST 19:00
Adv 2500 / Door 3000(+1D)
※高校生無料、大学生1000円引き

LIVE:Kenmochi Hidefumi(水曜日のカンパネラ)/CVN
Photon Poetry/VMO
DJ: hOLysHiT

and more!!

■リリース情報
アーティスト名:CVN(シー・ヴイ・エヌ)
タイトル: I.C.
海外発売日:2019年6月7日(金)
レーベル:Orange Milk

<トラックリスト>
01. 成分 Seibun feat. NTsKi
02. Excuse feat. Cemetery
03. You Argued For Justice
04. Snippets of Heaven
05. Local Pain feat. Le Makeup
06. Ikasama feat. LSTNGT
07. Prequel
08. 下丘 Kakyu
09. Train ’98 (Sample of Rottenlava)
10. 舌下 Zekka (Karaoke)
Bandcamp限定ボーナストラック
11. Zen Of Equilibrium
12. 網膜 Moumaku

■バイオグラフィー
元Jesse RuinsのNobuyuki Sakumaのソロ・プロジェクトとして2015年にスタート。食品まつり a.k.a foodmanやKate NVを擁するアメリカはオハイオの<Orange Milk>、大阪のバンドgoatの中心人物である日野浩志郎のソロプロジェクト・YPY、RBMF2019で来日するMachine WomanなどをリリースするUKの<Where To Now?>、2017年にはジャパン・ショーケースツアーも敢行されたスペインはバルセロナの<angoisse>など、世界各地の先端をいくエレクトロニックレーベルから音源リリースを重ねる。HELMやKedr Livanskiyの来日公演、<angoisse>のショーケースツアー、<Orange Milk>のショーケースツアーなどにも出演。視覚性があり、その時のムードによって常に変化していくサウンドが特徴。自身のリリースのほかに、世界中の先鋭アーティストのミックス音源をアーカイヴするサイト<Grey Matter Archives>や、時代を更新する音楽を紹介するオンラインマガジン<AVYSS>を運営している。

Instagram: https://www.instagram.com/nobuyukisakuma/
Twitter: https://twitter.com/NobuyukiSakuma
Soundcloud: https://soundcloud.com/cvntrack

Grey Matter Archives: http://greymatterarchives.club/
AVYSS: http://avyss-magazine.com/