【来日決定!】Cosmo Sheldrake (コスモ・シェルドレイク)を徹底大解剖!【話題のApple CMソング iPhone XR】


 

待望の初単独来日公演が東京&大阪で開催決定!

 

近々に再来日してくれることを願って…と締めくくったこの特集。なんと本当に再来日が決まりました!!涙 京都音楽博覧会での初来日から早4年、待望の初単独公演です。お見逃しなく!

 

■ライヴ情報
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東京 11月29日(金)代官山 UNIT
前売¥5,500(1ドリンク別)
OPEN 18:30/ START 19:30
☎03-3444-6751(SMASH)
大阪 12月1日(日)心斎橋 CONPASS
前売¥5,500(1ドリンク別)
OPEN 17:30/ START 18:00
☎06-6535-5569(SMASH WEST)

TICKET
<主催者先行予約>
受付URL→ https://w.pia.jp/t/cosmosheldrake19/
■8月20日(火)17:00~8月26日(月)23:59 *抽選制
<プレイガイド最速先行予約>
受付URL→ https://w.pia.jp/t/cosmosheldrake19/
■8月27日(火)11:00~9月1日(日)23:59 *抽選制
<一般発売>
■9月7日(土)各PGにて発売

CREDIT
協力:Hostess Entertainment
総合問合せ:SMASH 03-3444-6751
http://smash-jpn.com
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(以上 2019/8/20 追記)

 

冬晴れが続き気分はいいけど乾燥が酷く、遂にインフルエンザ患者も出てきたホステスオフィスより、ごきげんよう。皆様如何お過ごしでしょうか?保湿、手洗いうがいなど、予防を徹底していきたいところです。

年末年始にかけて個人でも媒体でもみなさん2018年を振り返って、また2019年に期待して様々な音楽ランキングが公開されていますが、King Nunかと思ったらKing Gnuだったり、TENDERだと思ったらTENDREだったり、空目の多い今日この頃です。ロンドンと東京と、国を跨いで似た名前のバンドがいるよね~~!どのアーティストも素敵です。空目からの出会いも大切にしていきたい2019年です。

何はともあれ、本年もHostess Entertainment共々Digital Convenienceを宜しくお願い致します!

さて本日は、もはやシリーズ化か?!という頻度ですが、話題のApple 製品CMソングに起用された天才音楽家についてのお話です!

(前回のMacBook Air 新CMのSHAEDについての記事はこちら。http://digitalconvenience.net/?p=8869 )

 

iPhone XR最新CMの気になるあの曲

 

まずはCMをご覧になっていない方のためにもこちらをどうぞ。(この振りもデジャヴね。)

iPhone XR — あふれる色 — Apple

 

この気になるCMソングを演奏している青年こそが、天才音楽家Cosmo Sheldrake (コスモ・シェルドレイク)なのです!

 

 

Cosmo Sheldrake (コスモ・シェルドレイク)って何者?

 

先日待望のデビュー・アルバムをリリースしたばかりのコスモ・シェルドレイクは89年生まれの29歳。”コスモ・シェルドレイク”というクールな名前は一見バンド名かと思いますが本名です。ロンドン出身のシンガー・ソングライター、作曲家、プロデューサー、そしてマルチインストゥルメンタリスト

どれくらいマルチかというと、ジャズ/クラシックピアノ、バンジョー、ダブル・ベース、ドラム、ディジュリドゥやスーザフォンをはじめとする30を越える様々な楽器を演奏するほどのマルチ奏者。多才すぎ。

それら楽器を演奏して作られる彼の音楽は自然のサウンドスケープにインスパイアされ、フィールドレコーディングした音を取り込み、組み立てて製作されていて、その独自性溢れる斬新な音作りがなされた楽曲を一聴すれば、誰もが「えっ、何これ?どうなってるの?おもしろ!」となること必至なのです。CMで聴いて気になってここに辿り着いたあなたもまさにそうでしょ?

そしてそんなコスモは2015年にはアルバム・デビュー前にしてなんと、くるり主催の京都音楽博覧会で初来日しているのです!そこでコスモを知ったよ~という方も多いようで、面白いことをしている音楽家を見逃さないだけでなく初来日公演も叶えちゃう音博、改めて最高です。

くるりの岸田さんをして天才と言わしめるコスモ・シェルドレイク、どうやってこの天才が形成されたのか気になりますよね?それではDC的に掘り下げていきましょう!

 

世界中の型破りな音楽に囲まれていた幼少期

 

自然界への深い関心と繋がりを持ちながら、世界中の音楽に囲まれて幼少期を過ごしたというコスモ。父は代々教会のオルガニストをしていた家系の生物学者で、祖母はコンサート・ピアニスト、母はアルタイ山脈周辺の民族に伝わる、特殊な歌唱法であるトゥヴァンと呼ばれる喉歌の指導者という家庭で育ったんだって。この時点でなんともいわゆる”一般”の家庭じゃないですね。

ちなみに余談ですが、映画 ボヘミアン・ラプソディの公開で日本中が最熱狂しているクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの歌声の素晴らしさの秘密の一つが、フレディが歌唱する際にこのトゥヴァンに似た振動を起こしていることによるものだと科学的検証で発覚したのだそう!(フレディの歌声の素晴らしさを科学的に解明してみようとするその研究の心意気が素敵ですよね、もう。)

 

 

久石譲やヨーヨー・マと同じ音楽学習法

 

母国語を学ぶのと同じように、音楽を耳から学び本質的な学習をするスズキ・メソードを使用し耳を使ってクラシックピアノを学習し始めたのは、コスモが4歳の時の話。(ちなみに久石譲葉加瀬太郎ヨーヨー・マなどもスズキ・メソード出身!)7歳になるまでにはクラシックからニューオーリンズスタイルのブルースとブギウギの演奏に移行。15歳になる頃にはミニマリズムを研究しドラムとビートをプログラムするためにLogicを使用していたんだそう。

初めてのバンド結成は16歳の時。シンガーのNoemie DucimetiereとラッパーのElian Grayとの出会いをきっかけに9人の個性あふれるアーティストから成る Gentle Mystics というこれまた不思議なサウンドのバンドを結成。

メンバーが出演している短編映画的ミュージックビデオもおもしろいので必見。昔のゲーム音楽を彷彿とさせる電子音もあり、ラップあり金管楽器あり、バルカン・ミュージックを感じさせるジプシー・バンド的なサウンドが面白い!

 

ソロミュージシャンとしてのキャリア

 

そうしてバンドとしての音楽活動を行いつつも、ソロとしては学校や音楽ワークショップ、地元クワイヤーなどで教壇に立ちながら、10代の頃にはフランスの劇作家、サミュエル・ベケットの作品のために楽曲を描き下ろしたり、子供病院やホスピスのために楽曲ネイチャー・ビデオを作成し提供したりしていました。

 

そういったキャリアを通して、コスモはサウンド・コレクションフィールドレコーディングにどんどん魅了されていったのだそう。30を超える楽器を演奏出来るスキルを持ちながらも、10度のグラミー賞に輝く”声の魔術師”ことアメリカ人ジャズ歌手ボビー・マクファーリンにNYでヴォーカル・インプロヴィゼーションを学ぶなど、音楽に対して飽くなき探求心を持ち続け、世界中を飛び回りながらそのスキルを磨きあげていきました。

 

TEDx Talksへ登壇

 

2013年にはTEDx Talksへ登壇し、自然界の音のサンプリングから自身のヴォーカル、ビートボックスまで、音という音を駆使してその場で楽曲を組み立てる姿を披露しました。音が紡がれ楽曲になっていく様はまるで魔法のよう。。そしてアンコールで演奏しているこの聞き覚えのあるメロディーラインは当時リリース前の「The Fly」では…?!

Interspecies Collaboration: Cosmo Sheldrake at TEDxWhitechapel

 

デビューEP 『Pelicans We EP』

 

新人ソングライター/サウンド・コレクターとして、ミステリー・ジェッツ のオープニング・アクトを務めたほか、最近ちょうど再始動が発表されたばかりのボンベイ・バイシクル・クラブジョニー・フリンらと共にUKやヨーロッパをまわるなどしていたコスモ。

2015年4月には、これまでコスモが旅したパナマ運河科学者で溢れた孤島、さらには人里離れたカナダの沿岸にある熱帯雨林といったところから集められたサウンドと、彼の愛する英国フォークと詩をかけあわせたものをコンパイルして出来上がったデビューEP 『Pelicans We EP』をリリースしました。

ミックスはスーパーフードのデビュー・アルバムのプロデュースや、マーク・ロンソンポール・エプワース等名プロデューサーとのコラボで知られ、英国音楽プロデューサー組合にて2013年度の「レコーディング・エンジニア・オブ・ザ・イヤー」に選出されたalalalことアル・オーコンネル(ポール・マッカートニー、ブルーノ・マーズ、デュラン・デュラン)が担当。そうして本国~ヨーロッパに亘り着々とその名を上げ始めていきました。

 

くるりも絶賛、2015年の初来日

 

そんな中、まだまだ日本ではコスモのことを知る人も少なかった2015年、京都は梅小路公園にて開催されたくるり主催の音楽フェスティバル、京都音楽博覧会に招聘されたのです!

 

 

はにかみながらも「いらっしゃーい」「おおきに~」と日本語での挨拶も織り交ぜ、初めての京都にて、初めての来日公演を敢行。

 

 

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KYOTO

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バックステージでは「いい音見つけたからサンプリングしてくる!!」とレコーダーを片手に裸足で駆け出して消えていったり、幼少期から自然の中で生きて来ていること、また音へのピュアな愛情と探求心がよくわかる瞬間が多々あったりも。そしておとぎ話や絵本の世界から飛び出して来たかのようなコスモの佇まいにほっこりしましたね~。(遠い目もしちゃう、なんせあれか3年半も経っていることに気がついちゃったんだもの…。)

 


京都音博でのオフショットをぱちり。隣に写っているのはシングルのアートワークやMVのヴィジュアルを担当しているFloraちゃん。

 

そんなコスモのユニークさが窺える、オーディエンスに豚さんを迎えた、一風変わった豚小屋でのライヴ映像をどうぞ。他にも気球の中リンゴ農園でのセッションなどいろんなところで演奏しているので気になる方はこちらから。

 

Cosmo Sheldrake – Rich (Ft. Anndreyah Vargas) (Live at the Pig Sty)

 

待望のデビュー・アルバムをリリース!

 

若くして深い音楽的造詣を持つ彼の突出した才能が存分に発揮されたパフォーマンスを京都音楽博覧会にて披露した来日公演では、その時点では国内でほぼ無名のアーティストだったにも関わらず、アルバムの発売を強く望む声が集まったほど注目を集めたコスモ。それから約3年、まさに待望といえるデビュー・アルバム『The Much Much How How and I』を2018年4月にリリースしたのです!

そしてこのアルバムに収録されている先行シングル「Come Along」こそがそう、AppleのCMソングに起用されたあの曲。

 

独特なタイトル『The Much Much How How and I』ってどういう意味??

 

ところで待望のデビュー・アルバム『ザ・マッチ・マッチ・ハウ・ハウ・アンド・アイ』、この奇妙なタイトルはどこから来たのか、気になりますよね?コスモ本人が説明してくれていました。

“アメリカで友達とユースキャンプに取り組んでいた時、ナディアっていう素晴らしい詩を書くアーティストがいたんだけど、彼女が思いついたワークショップに“Oracular Poetry”(神託の詩的作品)っていう名前のものがあってね。基本的な方法は、あるテーマについて2、3分間で思い付いたことを自由に紙に書いて、それを切り刻んで言葉のプールを作る。そしたらそれを周りの誰かに渡して、その人がそれをつなぎ合わせて戻すっていうようにやるんだけど、この方法は考えていることに度々ヒントをもたらすことができるんだよね。
僕の言葉を友達のエヴァンがつなぎ合わせてくれて、その詩の最後の一節がアルバムタイトルになった『The Much Much How How and I』なんだ。”

とのこと。なるほどね~~~!通りで不可思議な並びになっているわけです。そしてお友達のエヴァンさんのセンス最高!

 

共同プロデューサーにマシュー・ハーバートを迎えた越境のサウンド・コレクション

 

そんな経緯でこの二つとないタイトルを冠することとなった本作は、ビートルズキンクスムーンドッグからイーゴリ・ストラヴィンスキーといった幅広いミュージシャンの影響を受けながら、長年にわたる人類学民族音楽学への深い興味と、ニューオーリンズのマルディグラへの旅の過程で形作られていったのだそう。

共同プロデューサーにはサンプリング界の鬼才マシュー・ハーバートを迎え、拠点のロンドンで製作。元々コスモは今作を作るにあたりハーバートに助言を求めていたそうで、その延長でミックスも頼んでしまえ!となったことでハーバートの参加が実現したんだそう。そうして音楽への飽くなき探求心と桁外れのセンスで紡ぎだす、越境のサウンド・コレクションが完成させられました。

2017年には、海、森、砂漠、花々の美しさを探るNetflixのネイチャー・シリーズ”Moving Art”のサウンドトラックを作曲したりもしていたので、アルバムに掛かりっきりだったというわけではなさそうですが、2015年のEPから約3年、じっくりと時間をかけて完成させたこのアルバムについて、コスモ本人は「経過と思考と影響の考証みたいなもの」と表現。

また、ハーバートについて「彼は自分が何を欲しているか、はっきりとわかっているんだ。逆に僕はそれを終えた時に、自分が何を欲していたかがわかるんだ」とも語っています。

コスモの人生の旅路におけるフィールド・レコーディングが、まだ足を踏み入れたことのない世界の果ての景色をみせてくれるこのアルバム。まるで映画や寓話のようでもあり、1曲目から終わりの曲まで特別な世界体験へ誘ってくれます。CMソングとなった「Come Along」を気になった人には是非アルバム全編を通して聴いてもらいたいところ。

 

長々と語ってしまいましたが、コスモが天才音楽家と呼ばれる由縁を分かっていただけたかしら?

コスモ・シェルドレイクが近々に再来日してくれることを願いつつ、アルバムたくさん聴こうっと。

 

 

 

AppleのCMソングなど気になる洋楽をまとめてチェックしちゃおう

 

ホステスのSpotifyでは、ここDCで話題に挙げたCMソングも全て入った、“洋楽ってよくわからないけど、なんかかっこいい曲聴きたいなぁ。” という人のためのプレイリストもアップデートされて公開しています!(不定期更新のプレイリストなので気に入った曲は自分のライブラリへの保存を推奨!)

 

 

そしてApple Musicでは前回もご紹介した『Apple広告のあの曲』というAppleの広告で使われた楽曲たちをまとめた便利なプレイリストも更新されているので聴いてみてね。

 

 

ではではまたね!

 

 

■リリース情報
アーティスト名:Cosmo Sheldrake (コスモ・シェルドレイク)
タイトル:The Much Much How How and I(ザ・マッチ・マッチ・ハウ・ハウ・アンド・アイ)
レーベル:Transgressive / Hostess
品番:HSE-4474
※ボーナストラック1曲、歌詞対訳、ライナーノーツ(山口智男)付
発売日:絶賛配信中!

<トラックリスト>
01. Linger Longer
02. Wriggle
03. Birth a Basket
04. Birthday Suit
05. Come Along
06. Solar Waltz
07. Mind of Rocks (feat. Bunty)
08. Spring Bottom
09. Egg and Soldiers
10. Axolotl
11. Pliocene
12. Linger a While
13. Beetroot Kvass
14. Hocking
15. Run Rings Right Wrongs(日本盤ボーナストラック)

※配信サービスにて絶賛配信中!
リンク: http://smarturl.it/eltjmc

コスモ・シェルドレイク日本公式サイト
リンク:http://hostess.co.jp/cosmosheldrake/