【ホステス早耳クラブ】THE1975等が所属する気鋭レーベルが送り出す新人、ザ・ジャパニーズ・ハウス!


毎週大量のタイトルをリリースしている弊社….まだアルバム・デビューはしていないもののホステス内で大注目している新人を今回紹介したいと思います。では、どうぞ、、、、!

●The Japanese House

ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター/プロデューサー、アンバー・ベインによるソロプロジェクト、The Japanese House。The 1975を送り出し、Wolf Alice、Marika Hackmanはじめ注目の若手アーティストが多数在籍する〈Dirty Hit〉からこれまで4作のEPをリリースしている。 ファーストEPのプロデュースをThe 1975のMatthew HealyとGeorge Danielが手がけたことが話題となる。

コンスタントに作品を発表する傍ら、精力的なライブ活動を行っており、昨年はThe 1975のサポートアクトとして巨大アリーナツアーに同行、今年5月にロンドンのKokoで行われたヘッドライン・ショウがソールドアウトし、この夏はロラパルーザやアウトサイドランドなどUSの大きなフェスティバルにも登場。現在UKのみならずその存在感をますます大きくしているものの、日本ではあまり情報が出回っておらずその存在はいまだ謎につつまれている。
そんなネクスト・ブレイク必至の注目株の魅力に迫る!

The Japanese House – Face Like Thunder (Live) – Vevo @ The Great Escape 2017

ソングライター/プロデューサーとして活動をはじめた当初の彼女はアーティスト写真も公開されておらず、その存在自体があまりにはっきりとしていなかったために、The 1975のMattyによる秘密裏のサイド・プロジェクトではないかと噂になったほど。それはもちろん、The Japanese Houseという意味深でジェンダーレスなアーティスト名と、彼らと同じ〈Dirty Hit〉所属であり、また彼女のファースト・シングルにMattyとドラマーのGeorgeが参加していたからであるが、実際彼女の楽曲とThe 1975のスローなテンポの曲には明らかに似通った要素があるように感じられる。ベースとなるシンセの電子音に反響するギター・サウンド、幾重にも積み重なるヴォーカルかけられる機械的なエフェクト。ギター、シンセサイザー、ヴォーカル、マスタリングまでを自身でこなす彼女は「でもわたしが最初にやったんだと思うわ!」と主張している。「わたしは14歳の頃から、自分の音楽にコーラスのパートを重ねていたもの。」と語るのもまだどこかあどけないかわいらしさのある彼女は現在21歳、デビュー当初は若干19歳。その早熟な才能と類まれなセンスにThe 1975のメンバーがほれ込むのも納得だ。

The Japanese House – Pools To Bathe In

日本人ならば一度耳にすれば忘れられないであろうユニークなアーティスト・ネームは、幼少時代の忘れられない思い出から名づけられた。イギリス南西部のデボンへと家族旅行に出かけたとき、アンバーはそこでの1週間を”ダニー”という名前の男の子として過ごすことに決めたという。男の子の格好をして、”ダニー”として隣の家に住んでいたちょうど同い年くらいの女の子と遊ぶうちに、自分を男の子だと信じ切っていたその女の子は、”ダニー”に恋をしてしまった。何通ものラブレターを書いてくれたその子に、家に帰る直前に自分は実は”アンバー”という名前の女の子であると打ち明けると、彼女は大号泣。幼いアンバーもとても心を痛めることとなり、それは彼女の人生に大きく影響を及ぼしたという。その忘れられない出来事があった思い出の、家族旅行で宿泊していた場所こそが、かつてケイト・ウィンスレットが所有していたこともあるという、日本の伝統的な茶屋風に装飾された「The Japanese House」と呼ばれる家だったのだ。その原体験がどれほど彼女のセクシャリティの形成に影響を及ぼしたかまでは定かでないが、アンバーは現在レーベルメイトでもあるMarika Hackmanと交際中。とってもキュートなブロンド美女カップルで、本当にお似合いのふたり。

Post gig arm wrestle. @marikahackman won. Looking forward to London tomorrow x

A post shared by The Japanese House (@thejapanesehouse) on

アンバーはデビュー当時からプロデューサーとして確かな実力を備えていたが、その才能を最初に引きだしたのは父親だった。父にギターを習ったアンバーは、楽器を弾きこなすための練習をするのではなくいきなり作曲に取り組み、10歳にしてすでにオリジナルの楽曲を完成させていたのだという。作曲をはじめた当初の楽曲はほとんどがアブリル・ラヴィーンを真似たようなサウンドだったと語っているアンバー。当時は「彼女に恋していて、彼女になりたくて、彼女に養子にしてもらいたいとさえ思っていた」というほどに熱をあげていたという。現在のアーバンで大人びたサウンド・プロダクションにアブリルを連想させる要素は感じられないが、アンバーは自分の作品と向き合う折、その”ポップさ”についてよく思案を巡らせると語っている。「私はもちろんビヨンセだってたくさん聴くし、皆と同じようにテイラー・スウィフトを聴いていた時期もあったわ。そして、ヒットする曲を書くという確かな技術がそこにはある。」

The Japanese House – Clean

The 1975のプロデュースを受けて同レーベルからデビュー、アリーナ・ツアーに帯同するなど、その関係性を通してこれまで大きく注目を集めてきたThe Japanese House。いちアーティストとして成長を遂げてゆく中で、そのリンクは彼女にとって非常に重要なものであると同時に、それによって人々が抱くであろう先入観に対しては、少なからず葛藤があった。「わたしがマッティとジョージと一緒に曲作りをしていることについて公表することが、いいことだっだのか悪いことだったのかについては、いまも考えをめぐらせてしまうの。この切っても切れない関係は、プロダクションのクレジットにも影響してくるから。実際に曲作りのほとんどの部分をわたしが手掛けているけれど、多くの人はジョージが作ったと思っているし。」さらに彼女はデビュー前に、ある大物マネージャーに女の子が曲作りができるなんて、おもしろいしユニークな売り文句になると言われたことをよく覚えているという。「17歳だった自分はそれを信じて、自分は特別なんだと思っていたけれど、女の子だって曲作りができるっんだって今はわかるわ。若い女の子だからできないなんておかしいじゃない!」コネクションに頼らず、年齢やセクシャリティのバイアスのかからない場所で純粋に作品を感じてもらいたいという彼女の姿勢、そのアーティストとしてのプライドと完成度の高さに驚かされる。そんなアンバーの作りだすサウンドは彼女自身を映すかのごとく洗練されていて、ニュートラルで、ただ美しい。

The Japanese House – Saw You In A Dream

現在は忙しいツアーの合間を縫って、待望のデビュー・アルバムの製作に着手しているとのこと。The Japanese Houseの記念すべき第一作目の行方から目が離せない!

■ItunesにてEP/Single配信中!
・最新シングル「Saw You In a Dream」
https://itunes.apple.com/jp/album/saw-you-in-a-dream/id1229070741?i=1229070751

・The Japanese houseのアーティストページはこちら
https://itunes.apple.com/jp/album/saw-you-in-a-dream/id1229070741?i=1229070751#see-all/top-albums