【Black Lips直系】全曲約2分で駆け抜ける荒削りガレージロック!ザ・パロッツがデビュー!


近年ハインズやウィルヘルム・アンド・ザ・ダンシング・アニマルズなどスペインから注目のバンドがデビューする中、マドリードのガレージロックシーンを牽引してきたエネルギー溢れるトリオ、ザ・パロッツがついにデビュー!今年の夏にはグラストンベリーをはじめ数々の大型フェスティバルに出演し、世界各地でひっぱりだこの彼ら。デビューを記念して、日本ではまだまだ知名度が低いザ・パロッツのキャリアを一気に振り返ってみよう!

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ヴォーカルのディエゴは今年ブレイクを果たした同郷のガールズロックバンド、ハインズのデビューアルバム『リーヴ・ミー・アローン』をプロデュース。この2組は世代も近く音楽の趣味も似ていることから、お互いのミュージックビデオに出演したり、7インチのスプリットを発売するほど仲が良い。ザ・パロッツのロンドン公演ではハインズがステージに乱入して踊りだすなど、ザ・パロッツの現れるところにこの美女たちも出没するそう。

現在までにハインズがリリースした全楽曲をプロデュースしているディエゴは「音楽を作ることしか知らない。その他は何もできないよ。これ以外できることがないんだよね!」とコメント。今作『ロス・ニーニョス・シン・ミエド~恐れなき子供たち~』でデビューとなった彼らだが、この3年の間に12枚のシングルとEPをリリースしている。

2014年3月、SWSXにて初めてアメリカでライブを行った。すぐに話題となりコンバースがデビュー7インチからの1曲「DEE DEE DANGEROUS」をストリートキャンペーンで採用。ザ・パロッツは瞬く間にスペインで注目の的に。

2015年にはブラック・リップスに通じるガレージロックとローファイ・サイケをミックスしたサウンドが詰まった6曲入りのEP『Weed For The Parrots』をリリース。ALMIGHTY DEFENDERSの超ご機嫌なキラーチューン「ALL MY LOVING」のカヴァー曲も収録。

2015年にSXSW出演のために再びアメリカに上陸。そこで、テンプルズ、ザ・ウィッチーズ、トーイらが所属する<Heavenly Recordings>の目にとまり契約&世界デビューが決定。NMEも「今週の話題のバンド」として取り上げ、スペインを飛び出し世界から注目される存在に。今年に入り、UKやヨーロッパの大型フェス出演に加えてヘッドラインツアーで大忙しの彼ら。現在行われているヨーロッパツアーのライブは、新人ガレージバンドらしく(?)ぐっちゃぐっちゃで野郎だらけ。その模様はこちら↓↓

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写真よりも映像のほうがわかりやすいので、昨年のライブ映像がこちら。小さいステージに観客が上がり、みんなでハンドクラップとシンガロング。

先日リリースされたばかりのデビューアルバム『ロス・ニーニョス・シン・ミエド~恐れなき子供たち~』は、全曲ほぼ2分以内で駆け抜ける荒削りローファイ・ガレージロックが詰まった快作。スペイン語と英語を混ぜた歌詞で歌っており、ヴォーカルのディエゴは「英語が間違ってても気にしない。俺はイギリス人じゃないから、自分たちが感じるままに表現すればいいんだよ」とコメント。

アルバムからのリードシングル「No Me Gustas, Te Quiero~好きじゃなくて、愛してる~」は、ユルいギターにあわせてディエゴがゆっくり語るように歌うダーティーなガレージロック。ミュージックビデオは大麻の栽培名所として知られる、モロッコのシャウセンで撮影された。

アルバム収録曲「Let’s Do It Again」は、シンプルで生々しいローファイなサウンドとディエゴのしゃがれた声が気持ちいい一曲。バンドは楽曲について次のようにコメントしている。「この曲は友情と忠誠心について歌ったものだよ。ある夜にコンピューター・ウイルスに感染したかのように馬鹿な事をしたくなって、翌日その事をすごく恥ずかしく感じるみたいな。笑」。彼らの語る通り、本ミュージックビデオでもビールを片手に仲間たちと飲みあかす楽しい夜が描かれている。

世界中のインディーキッズから熱い視線が注がれているザ・パロッツのデビュー作『ロス・ニーニョス・シン・ミエド~恐れなき子供たち~』は、海外の有力メディアでも軒並み高評価を獲得。

Mojo Magazine ★★★★
Q Magazine ★★★★
The Line Of Best Fit 8/10
Clash 8/10
Louder Than War 8/10

日本盤にはダウンロード・ボーナストラックとして、サイケ型のリバーブ&エコーが気持ちよい「I Am A Man」と60sサイケデリック、ガレージロックを取り込んだ荒っぽいサウンドの「I Did Something Wrong」の2曲を収録。D.I.Y.でローファイなガレージロックが詰まった一枚となっているので、ぜひ一度試聴してほしい。日本でもオーディエンスとの距離が近い会場でワイルドなパフォーマンスを見れる日を信じて、アルバムを聴いて待つことにしよう。

~リリース情報~
アーティスト:The Parrots(ザ・パロッツ)
タイトル:Los Niños Sin Miedo (ロス・ニーニョス・シン・ミエド~恐れなき子供たち~)
レーベル:Heavenly Recordings / Hostess
発売日:発売中!
品番:HSE-3862
価格:2100円+税
※初回仕様限定:ボーナストラック・ダウンロードコード付ステッカー封入(フォーマット:mp3)、歌詞対訳(尾形正弘)、ライナーノーツ付

<トラックリスト>

01. Too High To Die
02. Let’s Do It Again
03. No Me Gustas, Te Quiero~好きじゃなくて、愛してる~
04. A Thousand Ways
05. Jame Gumb
06. Casper
07. E.A. Presley
08. The Road That Brings You Home
09. Windows 98
10. Los Ninos Sin Miedo~恐れなき子供たち~

※iTunesでも配信中!https://itunes.apple.com/jp/album/los-ninos-sin-miedo/id1121511916?app=itunes&ls=1&at=11lwRX