HOSTESS CLUB Presents SUNDAY SPECIALで初来日するラプスリー特集!


20160210154339いよいよ4月10日に行われるHOSTESS CLUB Presents SUNDAY SPECIAL(以下HCSS)まで1ヶ月を切りましたね。ニュー・アルバムリリース前にいち早くやってくるトラヴィスをヘッドライナーに迎えて、バンド・セットでパフォーマンスを行うベン・ワット(もちろん最近の相棒バーナード・バトラーも一緒)、そしてまさかのジョン・グラント(祝日本デビュー&初来日)と、いずれも素晴らしいソングライティングを行うちょいアダルトなアーティストが際立っている今回。

各アーティスト紹介に関しては、今回もmikikiで素晴らしい解説がされているので、ここDCではその中でもやっぱり気になるラプスリーをピックアップしちゃいます。

アダルトなアーティストもといダンディなおじ様勢ぞろいの中、紅一点かつ19歳という若さで今回初来日が決定したラプスリー。アデルやヴァンパイア・ウィークエンドを擁する<XLレコーディングス>がプッシュする新星SSWとして注目されているので、ご存知のDC読者も多いことでしょう。彼女がなぜ今回のイベントに・・・と思っている人もいるかもしれませんが、冒頭に記載したとおり、いずれも素晴らしいソングライティングを行うアーティストが集結しているHCSS。もちろんラプスリーも例外ではありません。某CDショップでは「ADELE X JAMES BLAKE」「アデルに続く次世代歌姫」「天才とは彼女の事」と言われていますが、歌唱力はもちろん、そのソングライティングの高さにも注目が集まっています。ということで、こちらをどうぞ!

https://www.youtube.com/watch?v=-iEcuPfFFKk

このシングル「Hurt Me」を発表したとき、ラプスリーは18歳。どこにでもいそうな10代の女の子が「水の中で息をしてるみたい、法と秩序はどこにあるの 分からないのよ」「崩すためだけに築いたこの壁 これは愛だと言って、でも溺れさせて」とドラマティックなメロディと素晴らしい歌唱力で歌い上げる姿は、確かに同じく10代でデビューをしたアデルを連想させます。今でこそVOGUEの表紙を飾るほど(見た目からも)世界のディーヴァとなったアデルですが、デビュー時は垢抜けない感じだったの思い出しましたよ・・・。

ラプスリーはアデルの「Chasing Pavements」のようなわかりやすいポピュラーさはなくとも、シングル「Falling Short」でジェイムス・ブレイクの様に研ぎ澄まされたサウンドの中で静と動の美学を思わず感じさせてしまうところからも、次世代歌姫と言われるのは納得です。そりゃ名門<XLレコーディングス>が彼女の才能に目をつけるのも当然でしょう。

また、彼女のバックグラウンド&デビューまでの軌跡も注目すべきところ。近年見られる現代版シンデレラストーリーといえるその内容をご紹介しちゃいます。

Lapsley / Long Way Home (a-sya)(BGJ-5010)

イギリスの北西部の海岸沿いの町サウスポート出身の彼女。小さいころは厳格な家庭で育ち、周囲の期待に応えるべく学業とクラシック音楽に勤しんで将来は科学の分野に進みたいと考える優等生だったのだとか。当時の事を彼女はこんなふうに言っています。「多分、クリエイティブな自分を押し殺していたんだと思う。音楽に惹かれたのは、未知の世界への強い憧れの表れだったと思う。あそこまで保守的な家庭環境じゃなかったら、ここまで音楽にハマることはなかったかも」

そんな彼女、ローティーンでエレクトロニック・ミュージックに出会うと、地元イギリス北西部のマージーサイドで開催されるレイヴに足蹴く通い始め(!)、それと同時にバンドに加入。ギターで音楽を書くようになったのと同時にプロダクションも手がけ始め、安価なキーボードをクリスマスのプレゼントとして両親におねだりし、音楽ソフトのガレージバンドを使うようになって90ポンド(約16,000円)のマイクも購入。「そうやって機材を弄くり回している内に『Station』が出来た」のを始めに次から次へと曲が湧き出てきたんだとか。

当然勉強そっちのけで音楽にのめり込む娘を見て不安になった両親から、試験が終わるまでは曲作りを止めるよう言い渡されます。が、彼女は周囲に内緒で夜な夜なひっそりと曲作りを続けます。「毎晩、夜中の2時にこっそり布団から抜け出して、誰もいない1階に下りて・・・どの曲も悲しくムーディなサウンドなのは真夜中に作ったせいなのかも」。いや~青春だなぁ・・・。

そうしてまとめた『Morning EP』、『Painter』を大学受験勉強の傍らSoundcloudにアップ。大胆なサウンドはもちろん、彼女の豊かでソウルフルな歌声、素晴らしいファルセット・ヴォイスヴォーカルワークは世間の度肝を抜き、『Morning EP』は約50万回もの再生を記録、ものすごいシンガーがいると様々なブログでピックアップされます。このとき、ラプスリーはまだ17~18歳。もちろん間髪を置かずレコード会社からアプローチが殺到します。「当時のやり取りを読み返すと、我ながら吹き出しちゃうのよ。Q:この曲は誰が プロデュースしたの? A:私。 Q:今後の ギグの予定は? A:ありません、テストがあるから、とかね」。

そんなやり取りから数ヶ月の後、ラプスリーは2014年にリヴァプールで初ライヴを敢行。その次のライヴはなんと一挙にグラストンベリー・フェスティバルというんだから、凄い。あれよあれよという間に、同年には<XLレコーディングス>と契約。2015年にはBBCが毎年選出するその年期待の新人アーティスト・ランキング<Sound Of 2015>にもノミネートされ、ついに2016年デビュー・アルバムをリリース。
Lapsley %uFF0F Long Way Home (jake-sya)(BGJ-5010)

ガレージバンドで作曲をし始め、Soundcloudにアップした楽曲がブログやSNSで広まり、名門レーベルと契約。ここ近年よく聞くシンデレラストーリーを地で行く彼女ですが、いきなりグラストンベリー・フェスティバルに出演したり<XLレコーディングス>と契約するところは、まさに彼女の才能の大きさを表しているところかもしれません。

ということで今回の初来日、ちょっとでもラプスリーを気になっている人は絶対に見逃さないほうがいいでしょう。今後化ける可能性大有りの新人ですよ。


Hostess Club Presents Sunday Special
出演:Travis / Ben Watt Band feat. Bernard Butler / John Grant / Lapsley
日時/会場:2016/4/10(日)Tokyo Dome City Hall
Open/Start:12:00/13:00
チケット:¥8,500 (ドリンク代別途 / スタンディング) / ¥9,500 (ドリン
ク代別途 / 指定席)
詳細はこちらをクリック。


ラプスリー、リリース情報
アーティスト: Lapsley(ラプスリー)
タイトル: Long Way Home (ロング・ウェイ・ホーム)
レーベル: XL / Hostess
品番: BGJ-5010
発売日:発売中!
価格: 2,400円+税
※ボーナストラック4曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付
リリース情報含むラプスリー日本公式サイトはこちらをクリック。