【DCインターン企画!】How To Dress Wellの映像三部作見た?


How To Dress Well

中目黒からこんにちは!台風が去った途端に暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか。こんな暑い日には、部屋を涼しくしてハウ・トゥ・ドレス・ウェルの新作映像三部作を見てみるのはいかがでしょう?

監督はJohannes Greve Muskatというノルウェーの映像作家で、「Repeat Pleasure」「Face Again」「Childhood Faith In Love」の3曲がまるでショートフィルムのような作品に仕上がっています。

「人々がリスクを冒した時に何が起こるか、正しく生きて死のうとするとどうなるのか」
という、哲学的ともいえるテーマを掲げた少しシリアスな内容の映像です。

ちょっとシリアスなこの作品についてDCヤングたちが珍しくまじめにディスカッションしていたので、まだ映像を観ていないという方も是非ご一緒に、覗いてみることにしましょう!

HTDW

 

DCヤング(仮名)

神主(以下K)実家が神社
エミリー(以下E)猫好き。
ヒジ(以下H)2700のツネに似ている。
たけちゃん(以下T)バンTをこよなく愛する最年少。

K「あれ結構重いよね、話が。」
E「MVっていうより映画みたいな感じだよね。」
T「あの三部作って“人々がリスクを冒した時に何が起こるか、正しく生きて死のうとするとどうなるのか”っていうテーマなんだって。」

 

K「一個目のやつ意外と明るい曲調だよね。」
H「うん、思ったよりポップだった。」
E「でも歌詞がメランコリー。」
T「いい曲ですよね。でもこのMVの中の二人は何をしたかったんですかね?」
K「おじいちゃんを連れ出そうとしてたね。」
E「おじいちゃんの昔の写真みたいなのが出てきたよね?そこに二部で出てくる家が写ってたよ。」
K「流石。」
T「あ、じゃあ二人はおじいちゃんの思い出の家に連れて行こうとしてたのか。」
H「でも途中で死んじゃったと。」
T「そうしようと思ったのは二人なりの正しさ、善意だったんでしょうね。」

 

 

H「二部は一部と比べると大分暗いというか…」
K「話の展開と並行して曲調も映像もシリアスな感じ」
T「男が途中で諦めかけてたましたね」
H「けどそこで彼女が助けていたし、やっぱり女子って強いよね」
T「最終的にはおじいちゃんを家に届けたって面では目的は果たせたように思いました。」
K「そこでHow To Dress Wellことトム・クレルもちゃっかり出演してたし。」
E「その後彼らはおじいちゃんを火葬した訳だけど、それが正解だったのかはわからないよね。そもそも正解って何だろうっていうか…。病院から連れ出して、おじいちゃんが死んじゃった時点で殺人と言われても文句言えない状況な訳だし。」
H「序盤に話してたテーマへのヒントが転がっている感じがするようなしないような」
T「ここからどうやって終わらせるのか、中々続きが気になりますね」

 

 

T「僕は女性のたくましさを三部で感じました。」
K「たとえば?」
T「最後のガソリンスタンドで男の為に色々買って与えているところとか。」
K「亡くなったのは彼のおじいちゃんだから、彼の方がダメージ大きいのはまぁ妥当だと思うけど。。」
H「確かに。。。」
T「なんにせよ、お互い疲弊しきってる中でも先に立ち上がるのはやっぱり男じゃなくて女なんだな~と、感じましたね。」
E「三部の中に、食べるシーン、寝るシーン、ヤるシーンがあって、全体を通して人間の三大欲求を表現しているのかなって思った。」
一同「なるほど~」
T「海で林檎食べるシーンとガソリンスタンドでスナック菓子食べてるシーンの対比とか、なんていうか、すごくメッセージ性を感じたなぁ。」
K「泥だらけの2人と海にいる綺麗な2人の対比が地上と天国の比喩的な表現にもなってる気がしたね。」
H「3部は特に見る側に考える余地を与えるようにつくられてたよね。」

 

~テーマについての話題に戻って~

T「二人がリスクを冒した結果だったり、正しく生きて死のうとするとどうなるのか?これについてはどう思いました?」
H「あの二人はリスクを冒しておじいちゃんを連れ出した訳だけど、それの結果だけを見れば、バッドエンドだったよね。」
K「どんなことにせよ、リスクを冒した時は必ず責任を負わなきゃいけないし、その責任が、おじいちゃんの命だったのかも。」
H「リスクを冒した後のことを考えずにやると手痛いしっぺ返しを食らうよって事かもね。」
T「あの二人は正しいと思ったからこそリスクを冒した訳で、でも、そうすると正しく生きようとした結果がバッドエンドにつながるってなってしまうんだけど、なんだか釈然としないというか、さびしいですね。」
E「ある意味でそうなのかも。それに、彼らにとっての“正しさ”は彼らの主観でしかないわけだし、世間一般的に見ると間違ったことをしているし。でも自分が死ぬときは延命措置されたくない。笑」
K「自分が正しいと思ったことは必ずしもベストではないし、二部の歌詞でも歌われている通りで、これがアンサーに近いかもしれないね。」

H「あのあと二人はどうなったの?死んだの?」
E「それ気になった。最後にいっぱい出てきた子供たちってなんだったの?」
K「天使じゃないの?ガソリンスタンドの女の子には見えてないって感じだったし。」
T「なるほど、お迎えが来ちゃった感じですね。」
H「そうそう、あの女の子が着てたTシャツ見た?」
E「ああ、あれね。粋だよね。」
K「集中してないと見落としちゃうよね。」
一同「なんにせよ、この三部作も良かったし今日発売のアルバムも通して聴きたいね!」

 

 

さて、皆さんはこの映像作品をみてどんなことを感じましたか?
What is this heart? この心というものは何だろう?

 

 

■アルバム情報htdw
アーティスト名: How To Dress Well (ハウ・トゥ・ドレス・ウェル)
タイトル: What Is This Heart? (ホワット・イズ・ディス・ハート?)
レーベル: Weird World / Hostess
流通品番: HSE-19193 (オリジナル品番:WEIRD037CDJ)
発売日: 2014/7/16(水)(UK発売日:2014/6/23)
価格: 2,095円+税
※初回仕様限定盤のみボーナストラック(2曲)ダウンロードコード付ステッカー
封入(フォーマット: mp3)、歌詞対訳、ライナーノーツ付

<トラックリスト>
1. 2 Years On (Shame Dream)
2. What You Wanted
3. Face Again
4. See You Fall
5. Repeat Pleasure
6. Words I Don’t Remember
7. Pour Cyril
8. Precious Love
9. Childhood Faith in Love (Everything Must Change, Everything Must Stay
the Same)
10. A Power
11. Very Best Friend
12. House Inside (Future is Older than the Past)
【初回仕様限定盤ボーナストラック・ダウンロード(フォーマット:mp3)】
1. So Easy For Pleasure
2. Let U Know

※ニューアルバムiTunes配信中!(高音質Mastered For iTunes仕様)
リンク:
https://itunes.apple.com/jp/album/what-is-this-heart/id848932246?at=11lwRX

■ショート・バイオ
NYブルックリン出身で現在ベルリンを拠点に活動するトム・クレルによるソロ・プロジェクト。R&B、サイケデリック、エレクトロニクスなど様々なサウンドを昇華させたドリーミーなサウンドでファンを増やし続けている。10年にアルバム・デビュー。12年に発表した2作目『トータル・ロス』が米ピッチフォークで8.4点、ザ・ガーディアン4/5点と音楽メディアで高く評価され世界中で大ブレイクを果たした。13年には来日公演を行う。14年7月にニュー・アルバム『ホワット・イズ・ディス・ハート?』をリリース。日本ではiTunesエレクトロニックアルバムチャートで1位を獲得。また、ピッチフォークで8.8点を獲得しBest New Musicに選出された。