【DC INTERVIEW!】TOROちゃんことTORO Y MOIは謙虚でした!


みなさんこんにちは!

もうずいぶん経ってしまいましたが(!!)先日2月6日のSHIBUYA CLUB QUATTROにて初の単独公演を果たしたのはToro Y MoiことChaz Bundick! ヒップホップにルーツにが埋まったエレクトロニックサウンドを柔らかく届けた1st “Causers of This” は<CARPARK>よりリリース。
Neon Indianなどと同時期にリリースされ、Lo-Fi Indieの波に乗った一アーティストとして名が浸透していったChaz. 続く作品“Underneath the Pine”はベッドルームプロデュースならではのLo-Fi面を保ちつつ、音楽の「美」に磨きをかけ、よりスマートに構築された作品となり、 2013年には3作目となった“Anything in Return“をリリース。
Justin Timberlakeの”Suit & Tie”が自分のパーティーソングじゃない人にはToro Y Moiのこのアルバムがいいんじゃない?なんてPitchforkに言われてます。そして更にこちらの作品「Bubblegum funk」なんて形容されていますが、まさに。決して劇的な変貌を遂げるのではなく、緩やかにLo-Fiからダンスへシフトし、ファンキーなサウンドを最新作で生み出しているToroちゃんが昨年のFujirockの出演後、また日本に戻ってきました! 初の単独の意気込みを早速聞いてきました!

——————————————————————————————————–

DC: 日本はどうですか?

Toro Y Moi (以下T): とても寒いね

DC: すごい寒い時期に来ましたもんね!

T: それにオーストラリアから来て37度くらいのところからもう体感温度-6度くらいのところに来たからね。いつも最高だし、ここにいるのは本当に好きだよ。全く違うカルチャーに囲まれるのは本当にいい、好きだよ。

DC: どこか観光する予定の場所はありますか?

T: 特にはないかな。だけど近所のお店とかは見回って、できるだけ楽器やさんに行くようにしてるんだ。

DC: どこら辺を見ましたか?ここ(渋谷クアトロ)の近くとか?

T: そうだね、原宿の5Gとか、あとタワーレコードの向かいにある楽器やさんとかね!すごいいいんだよ、あそこ

DC: 今回で4度目の来日となりますが、過去にHostess Club Weekender、Taico Club、Fuji Rockなどフェスティバルに出演していますが、一番思い入れのあるフェスティバルはどれですか?

T: ホステスのフェスティバルはずっと心に残ると思うよ。すごい楽しかったんだ。その時に東京散策を初めてして、原宿とか、あともちろん渋谷に行くのも初めてだったから。あとは他のバンドと遊んだりもできたし、あとその前に森の中のフェスに出たんだ。名古屋だっけ?あの森の中の?24時間やってて…

DC: 長野ですかね?

T:  長野!そうかもしれない。Fujirockじゃないけど(Taicoでした)Fujirock、あれも森の中だったよね。だけどやっぱりホステスのフェスティバルが一番楽しかったよ!(ありがとうございます~!) HCW DC: そして今回が初の単独公演ですが、どうですか?

T: そうだね、緊張するけど、すごくわくわくしてるよ。ファンベースが単独公演を埋められるくらいの規模になったってことは本当に最高だし、文句は言えないね(笑)

DC: Toro Y Moiのファンはちまたでトロニストと呼ばれているそうですが…

T: え?誰がそういってるの?!(笑)

DC: 記事で読みました!

T: 僕のリトル・モンスターって呼ぼうと思ってたのに…それはじゃあ、なしってことか(笑)

DC: 何か他に変なニックネームをつけられたことはありますか?

T: 特にないんだけど、海外でパフォーマンスをするとき、特にヨーロッパだと闘牛のチャントをみんなするんだよ!オ~レ~って。僕がステージに出る前とか、アンコール待ちのときとか、みんなオ~レ~オレオレオレ~って歌うんだ。なんか変だけどね。

DC: そうなんですか!

T: Toroチャントだよ、闘牛の!

DC: それ、いつ始まったんですか?

T: 一、二年くらい前かな?オーストリアでもやるようになって、結構クールだよね。変な現象だけど(笑)

DC: アルバムアートワークの中で一番のお気に入りは?

T:  『Underneath The Pine』のはとても気に入ってるんだ。とにかく変だから。あとあれ写真なんだよね、イラストレーションじゃないんだ。で、アルバムアートは写真のものが元々好きなんだ。アイコニックなものがね。アイコニックなアルバムカバーはとても好きで、少し非現実的なものに惹かれるんだ。 Underneath The Pine DC: グレープフルーツのカバーですよね?

T: そう、そう。不思議でしょ?70年代なんかのサイケデリックミュージックのアルバムカバーとか見ると、すごく心惹きつけられるようなものが多くて、思わず手にとっちゃいたくなるようなものが沢山あるんだ。そのアプローチがすごく好きなんだ

DC: 絵を描くのが好きだと耳にして、そしてOnly NY とコラボレートするとお聞きしたのですが…!

T: 忙しすぎて、まだ手が回ってないんだけど、彼らのものがとても好きでね。似たようなテイストを持ってるんだ。そして興味深いことに同じようなアーティストにインスパイアされていたりするから、コラボレートしたらかなり面白いと思うよ

DC: アルバムアートワークを自分で描こうとは思いますか?

T: もちろん!どうだろうね、次のアルバムは僕が描くかもよ(笑)どうなるかわからないからね~

DC: “Rose Quartz”のビデオが大好きです!ミュージックビデオを作るときは自身もプロデュース側に全面的に関わるんですか?

T: 僕が出演してるものに関しては、全面的に関わっているよ。

DC: コンセプトとか、アイディア出しも?

T: “Low Shoulder” とか “How I Know”のビデオの制作に関してはあんまり関わらなかったんだけど、僕自身が出演してるものはほとんどディレクターとコラボレートして制作するんだ。”Rose Quartz”はLauren Gregoryに手がけてもらったんだけど、彼女、僕のとてもいい友達なんだ。素晴らしいアーティストなんだ

DC: どういったきっかけで彼女とコラボレートすることになったんですか?

T: 僕たち同じ大学に行って、南キャロライナにある街に住んでたんだ。でずっと連絡をとっていて、お互い時間ができたらビデオを作りたいねって話してたんだ。

DC: なるほど!ビデオといえば先日、Chromeoとのトラック”Come Alive”のビデオが上がったばかりですが、彼らとお仕事してどうでしたか?

T: まず、彼らは本当に面白い奴らなんだ(笑)ビデオでは真剣な顔してるけど、実際話してみると、ただのナードで、どこのプロデューサーとも一緒で、音楽のギアについてオタクみたいに語るんだよ(笑) ビデオを撮影するのに現場入りしたのもすごくクールだった。初めてのメジャーなセットだったから、ケータリングとかもあったし、衣装直しとかもあってさ(笑)それに関われることがとても楽しかった。

DC: 衣装に自分の名札もついてましたしね! Come Alive (Chazってちゃんと書いてある)

T: そうなんだよ、もう全部完璧だったんだ!細かいところまで構想が立てられてて、最高の仕上がりになったと思う

DC: Chromeoと一緒にコラボレートすることになったきっかけっていうのは?

T: 彼らから僕に連絡があって、このトラックの上にボーカルを乗せないか?って言われて、もちろんって返したんだ。だからそのあとLAで一回落ち合って、ヴォーカルをトラッキングして、それから4ヶ月後、ビデオを撮影したんだ

DC: ビデオを撮影するのにどれくらい時間かかりましたか?

T: 12時間~16時間くらいに詰め込んだんだよ

DC: じゃあ一日かけて!

T: そう、すごい長かったよ

DC: すごいですね!それではインスパイアされたアーティストは誰でしょう?小さい頃はどんな音楽を聞いて育ちましたか?

T: 親が買ってきたポップ・ミュージックを沢山聴いてたかな。マドンナ、マイケル・ジャクソン、ビーチ・ボーイズ…で高校に入って自分の好きな音楽を発掘するようになって。Weezer, Sex Pistols, Pixies, Ramonesとかその年代のインディロックをきいてたよ、その年代っていっても2000年だけど。もう今となっては音楽が進化しすぎてて、ついていくのが難しいよね。すごい良いことだと思うんだけど、ただついていけない。すごい腕のいいアーティストが毎週出てくるでしょ?音楽でもう溢れかえってるんだよ。昔も今いる数のアーティストがいたんだけど、アウトレットがなかったんだよね

DC: インターネットから沢山音楽が共有されていく今の時代はいいものだと思いますか?

T: まあ音楽シーンにとって、痛くはないと思うよ。音楽は少しづつ進化を遂げて行くからさ。常に変わっていって、だけど下り坂になることはないから。常に良い音楽が聴けるし、それが僕たちが欲してるものでしょ?

DC: そうですね。それでは最後にDCを読んでくれているファンたちにメッセージを!

T: オッケー、そうだね。まずはいつもサポートしてくれているファンたち、ARIGATOU (英語なまりのありがとうって言ってくれました~!) 単独公演をやらせてくれてありがとう!

Processed with VSCOcam with p6 preset

音楽を聞いていても伝わってきますが、想像通りとても謙虚でキュートなToroちゃんでした~!クアトロはドアを開けた途端もう前に進めないくらいの混み具合で、トロチャンの3作目のフーディを着てる人もいました…! Toroちゃんのファンベース間違いなく拡大していました!そしてアフロが大きくなってました。 Chromeoとのtrack”Come Alive”も要チェック!! それではまた~!

■ 最新アルバム情報

アーティスト: Toro Y Moi (トロ・イ・モワ)AIR_cover
タイトル: Anything In Return (エニシング・イン・リターン)
レーベル: Carpark / Hostess
発売日: 2013年1月16日
税込価格: 2,490円
●歌詞対訳、ライナーノーツ(佐藤一道 / Monchicon!)付

<トラックリスト>
1. Harm in Change
2. Say That
3. So Many Details
4. Rose Quartz
5. Touch
6. Cola
7. Studies
8. High Living
9. Grown Up Calls
10. Cake
11. Day One
12. Never Matter
13. How’s It Wrong