【DC Interview】3ヶ月東京に滞在しているPOP ETCのフロントマン、クリス・チューのアコースティック・ショーがいよいよ今週開催!!


みなさん東京に我らホステスのアーティストが3ヶ月滞在してますよ!(街を歩いていたら割と高い確率で遭遇できる!?)さあ誰でしょう?

A. soundcloudに自身のミックスをあげて反響を呼んでいるVampire WeekendベーシストChris Baio(古いですけど、これ好きです)エレクトロ?ハウス?ヴァンパイア?トロピカル?

B. POP ETCクリス・チュー
C. Cat Power姉さん
D. Queens of The Stone Age ジョシュ兄貴

 

QOTSAのジョシュがいたらちょっとやばいですね。答えはB クリス・チューです!ホステス・マニアor POP ETC大ファンであればご存知のはずでしょう。

The Morning Benders (ザ・モーニング・ベンダーズ)現在POP ETC(ポップ・エトセトラ)で活躍中のクリス・チュー、ご存知ない方、彼はこのPOP ETCのヴォーカルですよ!

The Morning Benders時代のオーケストラ混じりな、ふんわり和やかインディ・ポップからPOP ETCのエレクトロ混じりなインディへ進化を恐れず踏み進んでいる彼らなだけに、新作がどんな仕上がりになるかわくわくです。

DCインターンズおすすめMorning Benders/POP ETCチューンズ!

The Morning Benders―”Patient Patient”

POP ETC- Live It up

(こちらは2012年11月のウィークエンダーでの映像)

 

アルバム制作兼TOKYO ETC – Christopher ChuPOP-ETCSolo Acoustic Live@ 原宿Vacantのため日本に3ヶ月滞在(もう滞在期間スタートしてます)するクリス・チューに早速会っちゃいました!

そんなクリス・チューへのインタビュー!

彼について、この三ヶ月について、日本について、、、きっとあなたが知りたいクリス・チューここで読めます。読み進みましょう!

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日本はどうですか?今のところ何をしてきましたか?(インタビューした日は滞在7日目くらいでした)

最高だよ。帰ってくる度に親近感が増して、もちろん友達も増えるし、ここでやりたいことも増えるから、もうセカンド・ホームみたいなもんだよ。アメリカ内でも移動したりするし、カリフォルニアでプロジェクトに取り組んだりとかしてるから、なんだかんだニューヨークで過ごしてる期間と同じくらいを日本で過ごしてる気がするね。だからそういう意味では日本は二番目の母国のような感じだよ。

今まで何回きてるんですか?

この2年間でもう5、6回来てるよ

だから第二の母国のような感じなんですね!

そうだね。プライベートでも来てるんだ。何年か前に来た時できた友達が結婚したから結婚式に行って歌ったりしたよ!

日本の何に一番惹かれていますか?

なんだろうね…よく聞かれるんだよね、それ(笑)

じゃあもう答えはおわかりですか?(笑)

そうだね(笑)ただ難しい質問なんだよ、好きなところを挙げるとキリがないからね(笑)日本じゃちょっと規模が大きいからもう少し絞って、東京の一番魅力的なことを話そうかな。ニューヨークに比べて東京のどこがいいかっていうと、活気があるところ、とにかく沢山の人がいて、密度が濃いこと。これは日本の文化を見ても、日本人を見ても言えることだけど、なんかオーガニックな感じがするんだよね。もっとナチュラルなんだ。街がいいリズムをとっているっていったらいいのかな。ニューヨークはもうちょっとカオスな感じなんだよね。例えば渋谷の交差点みたいなところだったら…タイムズ・スクエア!そこだとみんな慌ただしく動き回ってぶつかり合ってたり、クラクションをすごくうるさく鳴らしてたり、誰かが怒鳴ってたり、クレイジーな人で溢れてるんだよ!だけど日本はもっと整っているというか。みんなとても礼儀正しいし、互いに配慮を配れる、それであってクレイジーで、いろんなことが起きてる街だから好きなんだ。

僕にとってその人の流れがとてもナチュラルで、その中で動いて、自分がその一部であることがとても好きなんだ。

高校の頃リピートで聴いていた曲・アーティストと今リピートで聴いている曲・アーティストを教えてください

高校の頃はそうだね…沢山あるな。今でもそうなんだけど、若い頃は本当に色んな音楽を聴いてたからね。だけど若い頃聴いていたアルバムから最近掘り出したのがサブライム。サブライム知ってる?日本人はサブライムを知ってるの?(どうですかみなさん?!)(ちなみに私はサブライムが大好きです!)僕は幼い頃サブライムを聴いて育ったからさ。とても好きなんだよ。それでこの前たまたま聴いたら、それが今聴いてもやっぱり良くて、びっくりしたね。あのアルバムはとても好きだよ。

Garden Grove

サブライムの一番好きな曲はなんですか?

『ガーデン・グローヴ」の一番最初の曲が今一番好きかな。まあそのアルバムの中で好きな曲も変わるんだけどね。(下記クリス・チューおすすめソングの音源です)

それで新しいアーティストね…ここ数年で一番好きなアーティストを挙げるとしたらベックだな。彼は僕の尊敬しているアーティストの一人でね。もう何年も彼のものを聞いてきているし、初めて聴いたアーティストの中の一人でもあるんだ。『オディレイ』は僕が幼い頃、爆発的ヒットを果たしたアルバムでね。それが入り口だったんだけど、それ以来彼の音楽は進化していって、6、7くらいの全く違うフェーズがあるんだけど。毎回全く違うアーティストなんじゃないか、と思うくらいの変貌を遂げていったんだ。彼みたいに変化を恐れず、常に冒険心を持って、新しい側面を取り入れていくようなアーティストが一番魅力的なんだ。

それではガリレオ・ガリレイとのコラボレーションの経緯を教えてください

あれはPOP ETCが『ニューライフ』っていう曲を作ったのが始まりだったね。最初は何人かに語り手の部分をやってもらっていて、ホステスで働いていたトラさん(某スタッフ)に、この曲を日本語でやりたい、っていう相談を持ちかけたんだ。日本でレコーディングしたから、日本のアーティストを探して歌ってもらうっていうことにとても納得できたんだ。なんでかってその曲は日本を思い出させてくれる一曲だし、エモーショナルな面でもその曲とつながりを持ってるからね。そうしたらそのトラさん(某社員)が、実はこういうバンドがPOP ETCに興味を持ってるよ!って教えてくれて、それがガリレオ・ガリレイだったんだ。だから本当にタイミングがよかったんだ。僕も誰かを探していたし、彼らも僕とコンタクトをとろうとしていたからね。それでホステス・クラブ・ウィークエンダーで僕らが演奏しにきたときに、彼らがわざわざ北海道からきてくれて、その時に初めて顔合わせをしたんだ。それでとても気が合って、アルバムを作ろう!っていう話になったんだ。

木村カエラとのコラボレーションについてもお聞かせ下さい

あれは、友達がPOP ETCのアルバムをカエラと仕事している人にあげたらしくて、僕らのアルバムをずっとかけてたんだって。そしたら彼女がすごい気に入ってくれて、僕たちとコンタクトをとってきたんだ。一緒に仕事したての頃は、実はまだ一度も会ったことがなくてね。僕はニューヨークにいたから、レコーディングとかも全部ニューヨークでやって、emailでやり取りをしてたんだ。だけどガリレオ・ガリレイのアルバム制作のために来日したときに、ちょうど彼女がヴォーカルのレコーディング最中だったから彼女と一緒にスタジオに入って、ヴォーカルのアレンジとかをしたよ。とてもスムーズに進んだよ!

日本人とアメリカ人と仕事するにあたっての違いはなんですか?やっぱり言語の壁だったり、文化の違いだったりがありますか?

もちろん言語の壁はあるよ(笑)それで通訳がいたとしても、通訳で失われるものって特に音楽だとあるから、難しいんだよね。もともと抽象的なことであって、それを言葉で表して、またそれが訳されてしまうと失われるものは更に大きいんだよね。だけどガリレオ・ガリレイとの制作に置いては、とてもラッキーでね。僕たちの通訳がアメリカの大学で音楽を学んだ人だったんだ。だから彼はもう完璧だったんだ!その通訳の彼に僕が何かを歌えば、彼はそれをガリレオ・ガリレイに歌うことだってできた。リズムもわかったし、基本的な音楽用語は知っていたからね。

じゃあ音楽を訳すこともできたんですね

そうそう!その通りだよ。だからそれはとても上手くいったね。あとは僕も個人的に音楽にまつわる日本語は独学したから、それは役立ったよ。全体的にとてもスムーズだった。だけどそれもまたスタジオがちゃんとしてるからなんだ。アメリカでレコーディングをしようと思ったら、実際そのスタジオに着くまで何が起きるのがわからないし、みんな遅刻、そのまま夜までずっとレコーディングをして、なんとかなることを祈るしかないというか。(笑)だけど日本だと到着して、もう既に僕のスケジュールが用意されていて、スタジオの人は僕が着く3時間前から完璧にセット・アップしてあって、お菓子もあって、ライティングも本当にパーフェクト。とにかく全てがパーフェクト!だからここで働くのはとても楽しかったんだ。もし選ぶとしたら間違いなく日本のやり方を選ぶよ。だからここでもっと制作をしたり、プロデュースをしたりしていきたんだ。仕事をするとき、打ち込むことが好きでさ。僕としてはここのスタジオってすごく効率がいいんだ。ディスカッション上パーツを変えるってなった時に、例えばギターのトラッキングをしたい、ってなったらそれを別の部屋でやってもらって、僕はまた別の部屋でプログラミングをやったり。それで最終的にまた一緒になって何かをしたり、とかができるからね。

他のアーティストの曲をプロデュースするのと、自分の楽曲をプロデュースするのとでの違いはなんですか?

プロセスがまず違うっていうのが一つだね。だけど一番大きな違いを挙げるとすれば、自分の曲をプロデュースしてると実際どういう風に聴こえているかっていうのがあやふやになってきちゃう部分があるんだ。自分の曲だと、自分の感情だとか、自分の曲の捉え方があるから、普通の人にどう聴こえるか、バンドのメンバーにどう聴こえるか、とかがわかんなくなってきちゃうんだ。だから僕たちの曲をプロデュースしているときは、バンドのメンバーがそれを手助けしてくれるんだけどね。だけど他のアーティストの楽曲をプロデュースするとなると、本当に僕が外側に立って客観視することができる。こういう風にしたいのはわかるけど、あんまり伝わってこないんだよね、とか言えるし。こうした方がいいんじゃない?っていうアイディアをあげられたりするんだ。だからそういう意味では決断力が高まるんじゃないかな。僕の曲だと、これは僕にはよく聴こえるけど、楽曲と僕がエモーショナルな面で近すぎて、色んなことを見落としちゃうからね。

どのように感情的に曲に踏み入れているかが違いっていうことですか?

そうだね。そこが違うよね。最終的にはどっちにもとても深い繋がりを感じてるんだけど、他のアーティストとお仕事する上で一番大事なのは彼らがしたいことをいかに引き出せるかだと思うんだ。彼らの個性だとかアイディアだとかをどううまく出せるか。僕も彼らと同じ立場に立って、プロデューサーとお仕事したことがあるからわかるんだけど、プロデューサーがぶっきらぼうになって自分の見方を押し通そうとするのがどれだけ苛立たしいことかもわかるからさ。

クリス・チューにとって日本とは!ここで音楽を作ることにはどんな意味があるんですか?3か月に渡って東京で曲作り、アコースティック・ライブ・ショーなどに取り組むという予定だそうですが

そうだね。まあここで生まれたっていうのもあって、今まで以上にここを「ホームだ」って思えるんだ。だから居心地が良いっていうのもある。不思議だけど、ニューヨークから離れて、ここで働いた方が平和な気持ちになれるんじゃないかな?って思ったりもするんだ。ニューヨークだと使えるツールが多すぎて、ちょっと制圧されている気持ちになるんだ。アパートにもミニ・スタジオを持ってて、そこでも沢山の機材があるから、逆にどうしていいかわかんなかったりするんだよね。だからここに来ると、日本の美に圧倒されるっていうのもあるし、文化を探るっていうのもあるし、だからこそそこから生まれるインスピレーションだったりもあって。その方がなんだか自然に思えてさ。だけどこんなに長い時間日本で過ごしたことがないからまだなんともいえないけど、面白くなっていくと思ってるよ。

なんでここに三ヶ月ステイしようって決めたんですか?

まずこのアルバムを書いてるっていうことかな。まあもう70%くらいは終わってるんだけど、まだ全然終わりには近づいていなくて。だからまだ書いてる途中だよ。何が起こるかはお楽しみだね!

ではまだ曲作り中ということですが、どこで書いているときが一番曲作りが進みますか?

東京にいるのが好きだね。友達もたくさんいるし、場所を知ってるから。バランスがとれてないといけないと思うんだ。一人ぼっちになっちゃうような場所にいくと、曲作りは難しいと思うんだよね。あまりにも環境を変えてしまうと、僕は衝動的にカルチャーを吸収したい!冒険したい!って思っちゃうから。そうしたら全然曲が書けないでしょ?(笑)だけどここだったら、もう既に友達もいるし、ここでしたいこともわかってる。だけど家に帰って、落ち着いて書く時間も作れる。だから好きなんだ。

曲作りは普段家でやりますか?

そうだね。ほとんどの場合家で書いてるよ。ツアー中に書こうと思ったこともあったけど、ちょっと僕には合っていなかったみたい。スペースが必要なんだ。

アコースティック・ショーではリクエストに答えるそうですが、その場で答えるようなスタイルですか?

そうだね。セット・リストはなしで会場に向かうよ。この前Vacantでチャリティ・ショーをやったときも似たようなことをしたんだ。何をしたいかっていうなんとなくのアイディアは頭に浮かびあがっていて、だけど観客が聴きたい曲をとにかくやりたいっていう思いがあってね。「何を弾いてほしい?」っていうと、みんな曲をリクエストをシャウトしてきたよ。だからなんでもリクエストできるよ!弾けるかはわからないけどね…古い曲でわからない限り、皆が聞きたい曲を頑張って歌おうとするからさ。あとは事前にツイートしてもらおうかな、って考えてて。そうしたらちょっとだけでも準備ができるから!(笑)

なるほど、クリス・チュー、ありがとうございました!

とても親切で沢山しゃべってくれて日本がとにかく大好きなクリス・チューでした。(インタビューしたインターンズはすっかり虜)

そして、そうです。この三ヶ月の間の3回に渡り、アコースティック・ライブ開催しますよ!!詳細は以下です。

TOKYO ETC – Christopher ChuPOP-ETCSolo Acoustic Live

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特典1 .チケット予約者を対象にリクエスト曲を募集。その中からアーティスト自身が数曲選びライブで披露
特典2. 3公演通し券予約者の皆様に12月13日(金)VOL.C終演時にアーティスト本人よりスペシャルクリスマスギフトをプレゼント(プレゼントの詳細は後日発表)
特典3. 各公演にスペシャルゲストが参加(スペシャルゲストの詳細は後日発表)

日時:2013年10月25日(金)
11月15日(金)
12月13日(金)
OPEN 19:00 START 19:30
会場:VACANT 2F
東京都渋谷区神宮前3-20-13
03-6459-2962
http://vacant.n0idea.com/
チケット:前売 4,000円(税込/1drink別)当日4,500円(税込/1drink別)
3公演通し券 10,500円(税込/3drink別)
チケット予約
・VOL.E(2013.10.25):http://bit.ly/1bo7YIc
・VOL.T(2013.11.15):http://bit.ly/19jtREp
・VOL.C(2013.12.13):http://bit.ly/17m46Xx
※本公演のチケットの一般販売なし。予約取り置きのみ。
※一定枚数に達し次第、予約終了。
※予約状況によっては当日券の販売がない場合あり。
問い合わせ:VACANT 03-6459-2962

クリス・チュー曰くセット・リストなしで行われるアコースティック・ライブ・ショーでは、The Morning Benders当時の曲、POP ETCの曲、そしてリクエストでカバー曲をやってくれるので聴き応えある濃いライヴになるの間違いない!この機会にぜひVACANTへ!!