【DC輸入盤愛好会】LAが誇る宅録系美女、ナイト・ジュエルも七変化の巻


 

たしかにグライムスの7変化っぷり、見事&どれもキュート!さすがトロントのおしゃれ番長、侮れません。しかしちょっと待った!西海岸のロサンゼルスにもこんなおしゃれ番長がいるんです!

 

① まずはナチュラルな彼女から。

 

② そして不思議系メイクのピクシー風。

 

③ と思ったら、今度はミステリアス美女に変身。

 

④ その真の姿はそう、ナイト・ジュエルでした!

 

ということで、始めてみたはいいけれど全く実質を伴っていなかった4月のSecretly Canadian家族強化月間をこっそり継続して、本日はSecretly Canadianが誇る不思議宅録系美女アーティスト、ナイト・ジュエルことラモーナ・ゴンザレス嬢のインタビューをお送りします!その宅録音源が、LAが誇る変態・・・じゃなくて鬼才アリエル・ピンクに見出され、2008年にデビューしたこのナイト・ジュエル。果たしてSecretly Canadianと契約し、この春ニュー・アルバム『One Second of Love』をリリースしたばかりの彼女に、DC特派員からの素朴な質問をぶつけてみました!

 

<DC突撃インタビュー:噂の宅録系美女、ナイト・ジュエルを斬る!>

 

まずはじめに、ナイト・ジュエルを始めた動機と経緯について教えてください。ナイト・ジュエルは、大学在学時の8トラック・レコーディングのプロジェクトから発展したものだそうですが、そのプロジェクトを始めた動機はなんだったのでしょうか?

エコー・パーク(※1)でやってたアートショーの為にちょっとしたサウンド・コラージュをレコーディングしたことがきっかけなのよ。で、その時友達が8トラックをくれたからそれを使ってレコーディングを始めたの。始めて最初のほうにレコーディングしたのは「Spiritual Nite Life」とか「Bottom Rung」とかだわ。別に自分の音楽をみんなに聴いてもらいたいと思ってたわけじゃないの。学校の課題としてでもなくて、単にレコーディングが楽しかっただけ。でもだんだん曲を書き貯めていくうちに、それをシェアし始めたの。
※1 ロサンゼルス、ハリウッドの南東にある地域。オシャレらしい。

 

あなたが子供だった時のことを教えてください。すごく好きだったバンドもしくはアルバムは何ですか?カリフォルニアで育ったことは、あなたの音楽に影響していますか?

私の家族は音楽好き一家でね。母親は70年代のワールド・ミュージックとかフォーク・シーンに影響を受けてたの。ワールド・ミュージックとフォークのキャンプに、小さい私を連れて行ってくれた。森の中で開催されてたキャンプで、一晩中みんなミュージシャンと一緒に座って歌ったり、踊ったりしてたわね。母親はいつも友達を家に招待して、一緒にボブ・ディランとかオーティス・レディングを聴いてた。これって凄くカリフォルニア特有のヒッピー・シーンだと思う。父親はラテン・アメリカ音楽とかポップ・ミュージックに傾倒してて、小さい頃にはよく車の中でホイットニー・ヒューストンを歌わされたわ。母親はポップ・ミュージックが嫌いだったんだけど、父親は影で私にポップ・スターになってほしいと思ってたんじゃないかな。

 

ナイト・ジュエルとして活動するうえで、あなたに大きな音楽的影響を与えたものは何でしょうか?

私はちょっとしたレコードおたくなの。だから何に一番大きな音楽的影響を受けたかについて、はっきり言うことはできないかな。でも16歳から21歳の間に聴いた音楽にかなり影響を受けているとは思う。その頃はラップ、クラウト・ロック、パンク、ディスコ、ベッドルームで作られたヘンテコな音楽までなんでも聴いてたわ。だから「何かコレ」っていうものをあげることはできないかな。

 

ナイト・ジュエルを始めた当初のあなたの目標はなんでしたか?何か思い描いてた特定のアイディアはあったんでしょうか?

当初の目標は大きなものではなかったわ。流れに任せて私が感じたままに音楽を作ってただけなの。ただ単に楽しみたかったし、私の友達がやってることをみてそれについていこうとしてただけ。でも今は全然違うけどね。

 

ナイト・ジュエルという名前はどこから引用ですか?

Nimbus Obiの「Night Jewel」という曲からよ。

 

デビュー・アルバムとEPシリーズの成功は、あなたにどのような影響を与えましたか?ニュー・アルバムへのプレッシャーなどは感じましたか?

全然それを成功だとは思ってないわ。『そこそこうまくやった』って感じ。私は成功に甘んじるタイプでもないと思うし。その意味ではセカンド・アルバムで少しプレッシャーを感じたわね。

 

あなたのニュー・アルバム『One Second of Love』について聞かせてください。音楽的にはデビューアルバムから大きな飛躍を遂げた作品だと思います。しかし、このアルバムは長い間一緒に音楽を作ってきたCole M. Greif-Neill(アリエル・ピンクのバンドメンバーで、ラモーナの夫)との共同作業になっています。このアルバムのソングライティングとレコーディングのプロセスについて教えてもらえますか?前のレコードとはどのような点が違っていたのでしょうか?

このアルバムはいくつかのレコーディング段階を経てる。最初はノース・カリドルニアの友達のスタジオで、2インチテープに即興で演奏したものをどんどん録音していったの。で、次の数ヶ月間は違ったアイディアでまたレコーディングをしたんだけど、12トラックしか使えなかったから(24トラックの2インチ・リールを半分にして録音してたの)、本当に必要な要素だけ残していったのよ。そのあとロサンゼルスに戻って、家で私自身の曲をたくさん書いたの。「She’s Always Watching You」とかもその時書いた曲。ニュー・アルバムはこれらを全部まとめたものになってるわ。

 

 

「One Second of Love」は何に言及した曲なのでしょうか?タイトルの意味は何ですか?このタイトルはそのように思いついたのでしょうか?

「One Second of Love」は、ある瞬間に凄く強烈な感情を感じる、そんな経験について歌ったものなの。ハッキリしていて凄く衝撃的なんだけど、すぐに消えてしまう儚いもの、そんな瞬間をテーマにしているわ。

 

 

では、曲のアイディアはどこから来たのでしょう?ビデオではダンスがフィーチャーされていますが、コンセプトは何ですか?
曲のベースになったのは、北カリフォルニアのスタジオで録音した12分間のジャム・セッションなの。ビデオはセクシーなんだけど儀式的な、ちょっと変わったダンスが中心になっているの。いつものように夜遊びに行こうとしている人達が悲鳴を上げるような、訳のわからない踊りをしてくれってダンサーには頼んだわ。

 

 

ニュー・アルバムは<Secretly Canadian>からリリースされます。彼らと一緒に仕事をしようと思った理由と経緯を教えてください。

彼らが最初に私に声をかけてくれたのよ。さあレーベルと一緒に仕事をしようと思った時に、自分の一番の音楽のファンで私のことについよく知っている人と組めばうまくいくんじゃないかって気がしたの。

 

最後に、ナイト・ジュエルの次の目標は何ですか?

次のアルバムね!!

 

これだけじゃ物足りないぞ、もっとナイト・ジュエルのことが知りたいそ!というあなたには、現在Private Dubで公開中のインタビューをどうぞ!DCよりもさらに鋭くアーティストとアルバムの深層までザクりと斬っておりますので、がぜん読み応えのある記事になっていますよ!